インドから帰国しました
10月5日に日本を出発し、18日に無事にインドから帰ってきました。
インドのプネーという都市で行われた、8日間のセラピストコースに参加するのがそのインド旅行の目的でした。
そのセラピストコースは、私がアーユルヴェーダをオンラインで習っている、代々アーユルヴェーダ医師の家系であるスクマール先生、
また日本のサトヴィックアーユルヴェーダスクールの佐藤真紀子先生が主催され、日本のセラピスト12名が参加して開催されました。
行われた場所はアーユルヴェーダグラムという、スクマール先生が医師として働いているクリニックです。
そこは、町中にあり常駐しているアーユルヴェーダ医師2名、またセラピストも男性3名女性3名と充実していて、アーユルヴェーダのお薬やオイルなども豊富に備えていて私たちアーユルヴェーダを学んでいる者にとって最高の場所です。
毎日、滞在先のシュレーヤスという料理が評判のホテルから小型バスでアーユルヴェーダグラムに通っていたのですが、みなさん、授業の合間にも買い物意欲が絶えることはありませんでした!
例えば、レーパという湿布法を習えばそれに必要なハーブの粉が欲しくなるし、パトラピンダスヴェダというハーブを布や葉っぱで包んで熱くして、身体をポンポン叩くようにマッサージするような施術を習えばそれに使うオイルなどが欲しくなる、といった具合です。
ただし、生の葉っぱを使う施術、例えばヒマやコカムやダチュラの葉っぱが必要な場合は日本ではなかなか手に入りにくいという難点があります。ヒマやダチュラは育つには育ちますが、気候が異なる日本では思うように大きくなってくれないらしいです。
それが、インドにはそこかしこに自生しているのですから、うらやましくなってしまいます。
ですので、同じようなとても熱い性質で使える様な葉っぱを探すこともこれから必要になってきます。
また、ダーラといったらシローダーラと、頭にオイルを流し続ける施術は有名ですが、オイルだけでなくタクラ(バターミルクと煎じ液)ダーラや、クシーラ(牛乳と煎じ液)ダーラという施術のやり方とその適応症についても学びました。
その人にとってどんな素材を使ったダーラが有用なのか、それを知ることがまず第一に必要なのです。
そして、頭だけでなく身体の部分に煎じ液やオイルを流しかけるダーラ、パリシェーカ。
これは骨折が何年も治らなかった人が、あるオイルを使用したダーラを一回しただけで治ってしまった、という逸話があるような施術です。実際に今回学んだセラピストさんの一人は同じように感じたと後で聞きました。
つまり、モデルとなってその施術を受けたことで、ずっと抱えていた痛みが治ったのだそうです。これには驚きました!
座学と実習で毎日頭パンパンになりながら、過ごした8日間は、とても濃くて豊かなものでした!
インドのセラピストさんに教えてもらったいろいろな手技や、先生方に習った施術方法はすぐにお客様にご提供できる訳では
ないのですが、少しずつでも取り入れてご提供をできるようにしたいと思っています。
11月4日の本オープンも間近になって参りました、今後ともよろしくおねがいいたします!